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    AntiqueとBrocante

    2014.05.13 Tuesday

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      アンティークとブロカント

      Antique&Brocante




      アンティークは敷居が高い。

      そんなイメージを払拭したい思いがあります。

      ヨーロッパではアンティークの定義として100年以上経過した価値のある美術品とされていますが、日本の場合はそれほど大きな括りはなく、100年経っていないモノでもアンティークと呼ぶ人が多く、幅広く使われている言葉。


      いわゆるアンティークコレクターやアンティーク上級者たちは、年代や国・当時の生産点数・期間・ブランドなどで価値を調べ尽くし、価値のある物を選ぶと思います。
      伝統や歴史・うんちく(もちろんいい意味での)は、モノの価値としてとても重要な要素。
      実際、100年以上前のアンティーク品は長い月日と国を渡ってきた歴史と背景から、どうしても手の届きにくいプライスになってしまうのは事実です。


      ですが、SARTORIA LIFEはもっとシンプルな考え方。
      単なるインスピレーションが古いものとの出会いだと思っています。

      価値あるモノ、価値がないモノ、
      それが一生モノの宝物になるか、ガラクタになるかは
      出逢った時にピンとくる感覚、それだけ。
      それがあれば価値あるモノなのです。

      これはアンティークだけに関わらず、どんなモノにも当てはまることですね。

      気軽にシンプルに古いモノと出逢って楽しめたら。
      古いモノが今よりもっと長生きできる。
      人もモノも長い年月、誰かに必要とされ、誰かの側に居れたなら
      きっと幸せ。
      そんな風に思います。

      語り継いでもらいたい、そんな大それた思いではないけれど、
      50年100年の時代も国をも超えて出逢うことはやっぱり特別なことだから。


      SARTORIA LIFEで扱う商品はアンティークや古いモノに無縁だった人も
      エントリーしやすい商品を意識してセレクトしています。
      商品が例え小さなモノでも、それ一つで時代が伝わり世界観が広がるモノ。

      「なんだ、アンティークって意外と簡単なんだ」と思っていただけるような出逢いときっかけを作る事ができたら…と思っています。


      そして100年以上経過していないモノ。
      20年前・30年前でも心打たれるモノだってたくさんある。


      フランス語で「ブロカントBrocante」という言葉があります。
      「美しいガラクタ」という言葉が語源。
      ヨーロッパではモノを愛し、長く愛用することが暮らしの中に根付いています。
      アンティークほど年月は経っていないけれど人々に愛され大切にされてきた美しい道具類、いわゆるガラクタや古道具のことをそう呼びます。


      ガラクタというとなんだかちょっぴり粗末な扱いをされているようなイメージだけどブロカントという響きは日本人には馴染みが薄いせいか、美しく愛情深いイメージ。
      このブロカントという言葉が私はとても気に入っています。


      新品より長い年月を越えてこそ、モノにも個性や表情が生まれる。
      その個性や表情に魅了され愛着が生まれる。

      ブロカントとの出逢いが心地よい刺激を与えてくれる。
      ブロカントとの暮らしが日常を特別にしてくれる。


      そんな風に思います。


      Make the ordinary into something special.
      SARTORIA LIFE
      2014.5.13

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